パネルディスカッション
「国際多文化教育は世界を平和にできるか」
2025年7月4日午後3時 開催
「国際多文化教育は世界を平和にできるか」
2025年7月4日午後3時 開催
国際多文化教育は、世界を平和にできるのか?この問いから、IMEPAの挑戦は始まりました。
いま、世界の「国際化」は進んでいます。けれどその裏で、文化や価値観までもが“均質化”され、多文化であるはずの空間が、いつのまにかマジョリティ(多数派)のものさしで塗り替えられていく、そんな現実も静かに進行しています。
そこでいま、求められているのは、「違いを違いのまま活かす」という発想。他者と出会い、響き合い、未来を共につくる、そんな創造的な共生の力を育む教育です。
本イベントでは、「気づき」「共感」「協働」をキーワードに、国際多文化教育の理念と実践を体感できます。
登壇するIMEPAの理事長は、2003年にミャンマーで学校を設立し、約20年にわたり、民族や言語の異なる子どもたちが学び合う多文化・多言語教育を実践してきました。その経験から生まれた、生きた学びの形とは?
「教育は本当に誰一人取り残していないのか」
「共に生きる力はどう育まれるのか」
QWSという“問いの交差点”で、あなた自身の教育観と未来を、あらためて見つめ直すひとときにしませんか?
さらに、2025年7月に長野県軽井沢町で開催予定の「Summer Study Program in Karuizawa 2025」の紹介も行います。
まだ見ぬ世界に出会い、自分の軸を見つける、そんな体験の入口がここにあります。
■日時:2025年7月4日(金) 15:00-17:00
■対象:QWSメンバー/大学生 / 大学院生 / 中高生
■定員:40名
■参加費:無料
■会場:渋谷スクランブルスクエア15階 SHIBUYA QWS クロスパーク?渋谷QWSはこちら→QWSのアクセスページへ移動します。
■申込先:Peatix→イベントページへ移動します。
■主催:特定非営利活動法人国際多文化教育推進協会(IMEPA:International Multicultural Education Promotion Association
14:30-15:00
開場 / 受付
司会 IMEPA事務局長 岩崎 亨
15:00-15:15
開会挨拶及び趣旨説明 岩崎 ひとみ(特定非営利活動法人国際多文化教育推進協会)
15:15-15:40
パネルディスカッション
テーマ 「国際多文化教育は世界を平和にできるのか」
パネリスト SAYA(ラーニングデザイナー)、
坪田 卓哉(元JR東日本、現Charging Bull 代表、IMEPA理事)
モデレーター 岩崎 ひとみ(IMEPA 理事長)
15:40-15:50
ミニ講演
演題 「共生社会に必要な教育とは」
登壇者 Erina Iwasaki Gallagher
(教育学博士、アメリカ・ノートルダム大学国際比較教育学部研究員)
15:55-16:10
パネルディスカッション
テーマ 「国際多文化教育は世界を平和にできるのか」
パネリスト 岩崎 亨(元国連UNODC、IMEPA 事務局長、軽井沢高校学習センター講師)、 SU(福岡柳川高校国際科2年生)
モデレーター 岩崎 ひとみ(IMEPA 理事長)
16:15-16:45
多文化教育体験タイム
16:45-16:55
Summer School Program in Karuizawa 2025 説明
16:55− 17:00
閉会挨拶 坪田 卓哉(IMEPA 理事)
NY生まれ。父の仕事に伴い、アメリカ、コンゴ、フランス、ミャンマーで育つ。スタンフォード大学教育学部大学院で修士号を取得し、ラーニングデザイナーとして、スタートアップの企業にて、人材育成で手腕を発揮する。DOOR DASHでは、人事部長を務め、OPEN SEA にヘッドハンティングされ、人事部長として人材育成に力を入れる。長男の誕生を機会に、日本に帰国し、ICMGにおいて、企業開発、人材育成、事業企画、コーチングなど、多岐に渡り活躍中。
元JR山形取締役社長、現Charging Bull 代表、IMEPA理事
国際大学国際関係学部卒業後、世界保健機関(WHO)ニューヨーク事務所を経て、WHOアフリカ地域事務局、UNODC(国連薬物犯罪機関)ミャンマー事務所長となる。JICAの専門家として、貧困撲滅に従事し、ミャンマーにおいて野球を伝導し、ミャンマー野球の父と呼ばれる。ミャンマー野球連盟特別顧問。ミャンマー野球選手たちと手作りの野球場を建設。その後、ミャンマーカエイスクール理事長及び、TMI総合法律事務所顧問を経て、日本に帰国し、現在軽井沢町教育委員会軽井沢高校学習センター講師、IMEPA事務局長。著書:裸足の球児たち
日本、アメリカ、コンゴ、フランス、ミャンマーで育ち、パリ・ソルボンヌ大学哲学科卒業後、ソルボンヌ大学(仏)及びスミスカレッジ(米)の両大学院で、同時に修士号取得。カエイスクール副校長を経て、アメリカ・コロンビア教育大学院において博士号を取得。現在は、多言語・多文化研究など、アメリカ・ノートルダム大学国際比較教育学部にて研究をしている。アフリカ・セネガルでの論文は高く評価されている。寄稿:Iwasaki, E. (2025). The transformative praxis of Indigenous language revitalization and reclamation educators & L1-based bi-/multilingual educators based on Senegal’s national bilingual education reform and Māori revitalization efforts. Indigenous Language Rights & Realities, 1, 63-71.
娘3人の母。アメリカ、コンゴ、フランス、ミャンマー、タイに住む。コンゴの動物を守る会を京都大学霊長類研究所と協力して設立し、アフリカ・コンゴの動物飼育維持と動物及び植物との共存共生を幼児期から高校生まで、森林体験を通じて、提言してきた。夫の赴任に伴い、ミャンマーに移動し、ミャンマー野球選手育成をスポーツ栄養の視点に基づき貢献する。ミャンマー母子福祉協会に管理栄養士として奉仕した。2003年、ミャンマー、ヤンゴンにおいて、多文化多言語教育機関カエイスクールを幼稚園から創設、幼児教育教員養成も行なった。ミャンマーで初めて栄養管理がなされた学校給食を提供。多文化教育とともに5ヶ国語教育を経て3ヶ国語教育を幼小中一貫校とし、校長として実践してきた。ミャンマーでクーデターが発生し、内戦と発展したため、2022年8月日本に帰国。IMEPAを同年12月設立し長野県軽井沢町において登録、理事長。軽井沢町役場で管理栄養士として、高齢者の保険事業と介護予防の一体的実施事業に従事している。軽井沢町オープンドアスクール設立準備委員会委員。
<参加無料>お申し込みはこちら→Pietexサイトへ移動します